選考解禁とは別に「面談解禁」の設定も?
就活時期(選考開始)は結局、いつがいいのでしょうか。実はどの時期にもってきても、問題があります。
・通年採用・・・いつ終わるかわからない。結局、4年時に集中することになる
・卒業後採用・・・学生からすれば不安なだけ。そもそも、昭和初期にすでに崩壊している
・4年生10月以降・・・卒業論文・研究と重複する。内定者研修も間に合わない
・4年生6月・・・大学の前期期間と重複。留学者も7月帰国だと間に合わない
・4年生4月・・・留学者・国家公務員試験志望者などは合わない。
・3年生2~3月・・・やや早く、インターンシップ・セミナー開催が3年生夏か、それ以前にずれ込む
こうしてみると、15年卒と同じ、「3年生12月広報解禁、4年生4月選考開始」が一番、マイナスが少なくてよさそうです。
その他、可能性としてあり得るのが小幅変更。たとえば、3月広報解禁はそのままにしておいて、選考解禁を7月に前倒し。あるいは、選考解禁(8月)とは別に「面談解禁」という名目で、選考ではない(と言い張る)選考面談の解禁を6月か7月にする、という可能性もあります。
私としては12月広報解禁に戻して、これに、留学者に対しての優遇措置や、大学と協力して、大学内での選考実施(4年生4月以降の平日夕方か夜/地方企業・大学であれば、ネット利用によるWEB面接など)を盛り込めば、改善できると思うのですがいかがでしょうか?
それでも、強硬派の方からすれば「程度が低い」となるんでしょうかねえ?(石渡嶺司)