「批判的な話題を一切しない」
「コミュハラ」という言葉自体には賛否あるが、人見知り、会話が苦手な同僚や部下がいるという人は、なるべく円滑なコミュニケーションを図っていきたいところだろう。
ウェブマガジン「Gow!Magazine」に、臨床心理士の石川裕理氏が説く「『コミュ障』なひととコミュニケーションを取る方法」が紹介されている(2012年7月13日)。
コミュ障の人の前で誰かについて批判的なことを言うと、「『いつ自分が批判されるかわからない』と身を固くし、あなたを恐れて距離をとります」として、「批判的な話題を一切しない」。
自分と似た態度を取る人には安心感が持て親密になりやすい心理傾向があるとして、話し言葉や仕草を同じにするなど「態度を類似させる」。
そして、人は接する頻度が高いだけでその人に対して好意度が増す傾向があるとして、頻繁に顔を見せたり近くにいたりするなど「『単純接触の効果』を利用する」、の3つが挙げられている。(MM)