初動の早さ
理由4:早期に動く学生は女子が多くて優秀に見える
採用担当者だけでなく、キャリアセンター職員を取材すると、早期に動く学生が多い、との話は結構出てきます。
これは採用担当者で、インターンシップも担当している人からも出る話。
3年生の夏から秋にかけてのインターンシップは、1日インターンシップでも、女子学生が多数。
男子学生を欲しがる企業からすれば、
「女子学生に来るな、とも言えないし、でも、男子学生をもっと増やさないとまずいし」
と、モヤモヤさせるとか。
それくらい、意識の高い学生は男子よりも女子が多いです。
この早期に動く女子学生が結果的に、就活の序盤戦では飛び抜けて見える、そして、そのまま内定に至る、という説。
競馬で言うところの先行逃げ切りですね。
もっともな言説です。これも、はっきりしたデータがあるわけではありません。ただ、1日インターンシップの参加などを見ていくと、女子が多く、そうかな、とも思わせるに十分。
理由5:格好を付けたがるバカが男子学生に多い
「男は純情、女は薄情」
と言うわけではありません。
男だって薄情な人はいくらでもいますし。
ここで言う、純情・薄情とはこういう事です。
たとえば、中学校で、マラソン大会があったとしましょう。
「私、走るの遅いの。だから一緒に走ろうね」
と言っていた女子が、いざ始まると、すぐ裏切って、さっさか走る、こういう光景、よくありませんでしたか?
あるいは、定期テストの直前に、
「私、この科目、苦手。一緒に悪い点、取ろうね」
と言っていた女子が、いざテストになると、ちゃんといい点を取る、こういう光景、よくありませんでした?
これが「薄情」という意味です。
で、本当にゆっくり走ったり、悪い点を取ったりするのが「純情」。
この「一緒に」との言い方、どう考えても、悪かったらどうしよう、という予防線を張っているだけです。裏切ることも、言っている側に悪気はありません。
が、本気で信じ込んだ側からすれば、裏切者、となるわけで。