「ノンアルコール飲料」の人気が拡大している。サントリーの「ノンアルコール飲料レポート2015」(15年5月26日公表)によると、ノンアルコール飲料の認知率は96.6%で、月1回以上飲むという人の約7割が「3年前より飲用量が増えた」と回答したという。
昼間から飲める、自動車の運転を気にしなくていいなどの利点があるが、「仕事中も気軽に飲める」ものとしては賛否両論あるようだ。ネット上では、ノンアルコールビールを仕事中に飲むことについての議論が盛り上がっている。
「仕事中にビールという名前の飲み物を飲むなんて」
女性向け掲示板サイト「GIRL'S TALK」に、同じ職場の50代男性が仕事中にノンアルコールビールを飲んでいることについての愚痴が寄せられている(15年8月11日)。
泊まり勤務がある職場で、男性は夜勤の際にお茶代わりにノンアルコールビールを飲んでいるそう。投稿者は「コレってありですか?私的にはナシなんですけど、どう思います?」「仕事中にビールという名前の飲み物を飲むのはありえなくないですか?」と疑問に思っているようだ。
投稿者の職場にはアルコールチェッカーがあり、男性は内勤なのでチェッカーを使わなくてもいい立場だが、
「ノンアルコールだからいいじゃん!というなら、昼間の仕事時間にも飲めるはずです それを夜中にだけ飲むのは飲んじゃいけないという意識がどこかにあるはず」
という点も引っかかっているようだ。
「これは世間的に見てアリですか?ナシですか?色んな意見をお聞きしたいです」
と意見を求めている。