まるでそんな素振りも見せていなかったのに、ある日突然、同僚から「2年の付き合いを経て、私ども結婚することになりました!」と聞かされて仰天・・・そんな経験はないだろうか?
社内の相手と恋愛をしたことがある、と答えた人の割合は約4割、という調査結果もある。この数字、「不倫」を含んだ数字だそうだが、意外と多い?実態はもっとスゴい?
「社内恋愛でやる気を取り戻してて、羨ましい限り」の声も
日本法規情報(東京・新宿区)が公表した「職場恋愛に関する実態調査」によると、「社内で付き合った経験がある」と回答した人の割合は42%、さらに「お相手」について、10%は不倫と回答している。最多は同僚で53%、以下は部下(18%)、上司(16%)と続く。
調査は、同社運営サイトを通じ、男性326人、女性323人を対象にアンケートを実施、2015年7月末に結果を発表した。
42%――そんなに多くの人たちが社内恋愛の経験があるものなのか。
ツイッターなどを見ると、さすがにデリケートな話題だけに、あまり大っぴらではない、控えめな呟きが多い。そんな中、意外と目立つのが、社内恋愛中の当事者ではなくて「気付いてしまった」傍観者の声。そして、彼ら・彼女らは、
「社内恋愛は当人達よりも周りの方が面倒くさいことが判明した。結婚するまで隠し通してほしい」
「社会人なら、社内恋愛で周りにとっくにばれていようと体裁上隠し通すのが普通なんだけどな・・・堂々と一緒に現れるのは違うんだよなぁ、学校じゃないんだから」
などと指摘している。
一方、当事者からは、「社内で本格的に社内恋愛してるのバレたし、明日辞表だすか!」と開き直った声もあった。
こうして見てみると、基本的には「隠しておきたいもの」という空気が漂う社内恋愛だが、良いことがあるという声も。
「仕事やめたい、やめたい、だった子が、社内恋愛でやる気を取り戻してて、羨ましい限り」
「仕事で何かあったときにすぐどうしたの?って直接話し、聞いてもらえて頭ぽんぽんって元気もらえるところが社内恋愛の1番の利点」
などと、社内に好きな相手がいると、「仕事のモチベーションが上がる」「仕事が辛くても頑張れる」という意見もかなり寄せられていた。(KE)