女性行員の制服復活 三菱東京UFJ銀行がお披露目

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   銀行窓口の女性行員が着用する「制服」が復活しつつある。三菱東京UFJ銀行は2015年8月18日、新たな制服をお披露目した。来年1月に復活させる。同行は経費削減の一環として2010年末に制服を廃止したが、2016年は東京三菱銀行とUFJ銀行が合併して10年の節目にあたることや、行員の一体感と来店客の安心感を高めるとの理由から採用した。

   制服は、紺色やグレーを基調とした落ち着いた色合い。女性は首元にシンボルマークをアレンジしたリボンをつける。支店などで接客を担当する男女計1万6000人が着用する。

   じつは最近、銀行員の制服を復活、あるいはリニューアルする動きが活発だ。

   香川銀行(高松市)は2008年に廃止した女性行員用の制服を14年11月に復活。清潔感を高めるのが狙いで、女性行員からも好意的に受けとめられたという。

   またリニューアルでは、秋田銀行が2009年6月に、ドン小西氏がデザインした制服に一新。15年4月には紀陽銀行(和歌山市)が創立120周年を記念して、女性行員の制服をリニューアルした。城北信用金庫も「ナチュラルビューティー」をコンセプトに、デザインから告知ポスターまですべて職員がプロデュース・制作した制服に一新した。

   制服メーカーなどでつくる日本ユニフォームセンターの「ユニフォーム白書」(2014年調査)によると、制服のある企業の割合は74.9%と前回(08年)の79.5%から低下したが「金融・不動産業」は52.7%から86.4%に急増している。

約5年ぶりの制服復活
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