リクルートホールディングス(HD)は現在、全社員を対象とする、取得日数に上限のない在宅勤務制度の導入に向け、社内で実験中だ。同社広報部が2015年8月12日、10月開始をめどに調整していることを明かした。対象となるのは、グループ会社2社を含む約2000人で、子育て、介護など特殊な事情がなくても適用できる。時間や場所にとらわれない柔軟な働き方を認め、多様な人材を確保するのが狙い。
在宅勤務を選んだ場合、原則として自宅やカフェなど好きな場所で仕事ができる。連絡はインターネット電話「Skype(スカイプ)」を使ったテレビ会議などで行う。
ただ、新入社員や転職したての社員などは、各組織の部長職や課長職が対象外にすることもある。