有名人、アニメのキャラクター、歴史上の人物など、「上司にしたい●●」を問うアンケートは定番だが、このほど「上司だったらメンドクサイ」日本史の人物のランキングが公表された。
これを受け、ネット上では色々な「上司にしたくない日本史の人物」の名前が挙がっている。
トップ10には龍馬、光秀、家康ら
総合ランキングサイト「gooランキング」が、「上司や担任だったら『メンドクサイ』と思う日本史の人物ランキング」を公開した(2015年7月15日)。
3位の豊臣秀吉、2位の徳川綱吉を抑えて1位に輝いた?のは、織田信長だった。
記事では3人がワースト3に選ばれてしまった理由について、
「『鳴かぬなら殺してしまえホトトギス』と例えられるほど、横暴で革新的なイメージの強い」(織田信長)
「『犬公方』とも呼ばれ、歴史の教科書でも知られる『生類憐れみの令』を発布した人。蚊を殺しただけでも罰せられる悪法とされています」(徳川綱吉)
「かつては、立身出世した例としてイメージが良かったのですが、朝鮮への出兵や死後に起こった江戸幕府との対立から、昨今は評価が変わっている様子」(豊臣秀吉)
とみている。
4位から10位までは、卑弥呼、坂本龍馬、明智光秀、聖徳太子、弁慶、徳川家康、石田三成がランクインしている(調査は15年6月1日から3日まで、『リサーチプラス』モニターの500人を対象に実施)。
「繊細で部下想いだったと思う」信長へのフォローも
このランキングを受けて、ツイッターでは
「有能だけど、物凄くきびしく、メンドクサそう」
として、明治維新の指導者で政治家の大久保利通や、
「アルハラやばすぎ」
として酒好きで知られる戦国時代の武将・加藤清正、
「同僚にいたら一番嫌というか、お前なんなの?って感じで働く気が失せる」
として、戸次川の戦いで多くの戦死者を出し、自領の讃岐へ逃げ帰ったとされている戦国時代の武将・仙石秀久など、「一緒に働きたくない」人物として様々な名前が挙げられている。
1位となってしまった織田信長に対しては、
「織田信長の下は、出世のチャンスがあるかもしれないけど、機嫌を損ねた時のリスクがでかいよね」
「織田信長という人物は、『繊細で気配りができて部下想い』のひとだったと思う。ただ、正義感が強すぎて、家臣が『え?!』と驚くことが多かったんじゃないかな」
という見方が書き込まれている。(MM)