「夏休みが怖い」派も
一方、夏休みをそれほど「渇望」しているわけではない、という人も、結構いるようだ。冒頭の調査では、「夏休みのある人」に夏休みの決まり方を尋ねているが、「勤務先が夏季休業として決まっている(56%)」が最も多く、続いて「期間内で希望の日程を申請して決める(23%)」だった。この「申請」を、忘れてしまったという人からは、「夏休みを申し込むように言われていたが、期限過ぎてしもうた・・・やりたいことはあるが、別にやらなくてもいい気もする。金かかるしな。そんなに休んでまでやりたいことって、実はない」と、『達観』したようなつぶやきもあった。
「洋画なんかでよく見るバカンスっての、羨ましいけどあれって大丈夫なんかな? 1か月以上も職場空けたら、完全に浦島太郎状態にならない?・・・そんなことを考えちゃうのは日本人だからなのかね?」という意見もある。
ツイッターを見ると、夏休みがあるという人でも、「休み前の仕事が恐ろしすぎて、夏休み来て欲しくない」とか、「夏季休暇を取らねばならぬのだが取りたくない。夏季休暇取った後の仕事の山積みさがひどい・・・」とのつぶやきが目立つ。もしかしたら結構な数のビジネスパーソンらが、「夏休みは欲しいけど、前後の仕事量が増えるのが怖い」と考えているのかもしれない。それでも、やはり夏季休暇があるだけマシだろうか。(KH)