日常生活の中でのトレーニング
では、どうすれば対話力を身につけたり、向上できたりするのだろうか。
対話力について『人生も仕事も変える「対話力」――日本人に闘うディベートはいらない』の著書がある、千葉大学大学院教授の小林正弥氏は、ITmediaエグゼクティブ記事「ビジネスにおいて『対話力』は非常に大きな意味を持つ」(2014年6月16日)の中で、次のように指摘している。
対話力とは、傾聴する力や考える力、話す力、振り返る力から成立し、「相手の話に意識を集中」する必要がある。対話力を磨くには、「1対1や多人数での対話のトレーニングや、電車の中での振り返り」などを日常生活の中で、できる範囲で行うことが重要だという。
いずれも一朝一夕に身につくものではなさそうだ。「できる範囲」で頑張りたいところだ。(KE)