就活生もパクれるYES,BUT法
このYES,BUT法は就活生もパクれます。冒頭の学生の場合だとどうでしょうか。
人事「おもてなしってあなたの学部以外でも学べるでしょ?」
学生「確かにそうですね。大学での勉強が楽しかったですし、気付きも色々学べたのでつい大げさに書いてしまいました」
人事「そんなによかったの?」
学生「はい、接客とは単に相手をちやほやするだけ、と高校まで思い込んでいました。でも、それだけでなく、相手のことを考えて行動する、これも接客では大事と教えてもらいました」
人事「確かに色々、観察するのが大事だからね」
ここから、個人談につなげていけばかなり評価は高いはず。
今回は、『どん底営業部』でも引用されている名探偵シャーロック・ホームズが助手のワトソンへの一言を引用して締めるとしましょう。
同じ現場を見ているのに、ホームズは事件を解決し、ワトソンは解決できません。その差を示した名言ですが、営業でも就活面接でも同じことが言えます。
You see,but you do not observe.The distinction is clear.
「君は見ている、でも観察していない。その違いは明らかだ」
いかがでしょうか。(石渡嶺司)