内々定率もう5割 理系男子、6月末時点

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   2016年春に卒業予定の「就活生」の15年6月末時点の内々定率が、前月と比べて18.4ポイント増えて44.2%となった。就職情報のマイナビが「2016年卒 マイナビ大学生就職内定率調査」の結果を7月10日、発表した。就職活動を終了すると答えた学生も全体の約13%いた。6月末の内々定率は、企業の選考活動がさらに加速。文理男女別では、理系男子がすでに内々定率が5割に達するなど、理系が文系に比べて早い進捗となっている。

今後も活動を継続する学生の割合は87%

内々定です
内々定です

   内々定の保有社数(平均)は、前月比0.2社増えて1.6社、複数内々定をもつ学生の割合は前年同月と比べて1.4ポイント増の37.0%となった。

   内々定をもつ学生のうち、「現時点で入社意思の最も高い企業」を業種別に比べると、「製造(建設除く)」が32.1%で最多。従業員の規模別では、「300人未満」が30.0%、「300~499人」が15.2%、「5000人以上」は10.1%となっている。

   また、内々定をもつ学生の今後の活動は、活動継続が70.5%(「不満なので継続」21.8%と「不満ではないが継続」48.7%の合算)で、就活を続ける意思を持っていることがうかがえる。未内定者を含めた今後も活動を継続する学生の割合は87.0%。

   なお、調査は2016年3月卒業見込みの全国の大学4年生と大学院2年生を対象に、15年6月25~30日に実施。有効回答数は9199件(文系男子1960人、理系男子1441人、文系女子4600人、理系女子1198人)。

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