特徴は過保護・過干渉・無理解・押し付け
さて、親については、「経済的なサポート、他人と比較しない、過干渉にならない」(マイナビ/項目は他7点)、「無知、無関心、押し付け、過保護・過干渉」(日経就職ナビ「やってはいけないこと」)、「過保護、過干渉、無関心」(あさがくナビ「親の就活3大NG」)など、似たような項目が並びます。
このうち、無関心は、就活に全くタッチしないことであり、他の項目とは方向性が違いますのでここでは割愛。
主だったところでは、過保護・過干渉・無理解・押し付けの4点でしょうか。
概要をまとめると以下の通りです。
「過保護」・・・就活生の代わりに説明会出席、ES作成の代行、内定辞退の連絡など
「過干渉」・・・就活生への過剰な干渉・介入。プレッシャーのかけすぎ
「無理解」・・・我が子(学生)の就活観・企業選択の全否定
「押し付け」・・・自分の若い時の夢や就活観・企業選択への強要
このうち、過保護は目立つこともあって、よく話題になります。ただ、企業によっては、「いやー、ウワサは聞きますけど、うちには出ませんね」というところも。大学の就職課・キャリアセンターでは過保護な親の話、よく出てきます。
過干渉は、顔をあわせるたびに、「就活どうだ?頑張っているか?人並みに働いてくれればそれでいいんだ」と話す、これなんかは過干渉です。いくら親は何気なく言っているつもりでも、学生からすれば毎回言われていれば、感性があくびするどころか悲鳴をあげてしまいます。
この過干渉に似ているのが無理解、押し付けです。
学生の就職観・企業選びをネガティブにとらえるか、あるいは親自身のそれを絶対価値と信じ込むか、方向性の違いで分かれます。