「ちゃん」付けのケースも
一方、「私も同じように感じます」と、投稿者に共感を示す人もいる。同じ回答者は、「コンプライアンス的にはどうなのでしょうね」と、「呼び捨て」の慣習を批判した上で、「私の職場は上司→部下、先輩→部下でも必ず『さん』付けで呼びますよ」という。「私は若輩なので、たま~に年上の営業さんに『ちゃん』付けで呼ばれますが、正直それも公衆の面前だといい気がしません。ただ、会社の習慣なので変えるのは根気がいるでしょうね」と、相談主に同情を寄せた。
うちでは「後輩、部下すべて『さん』をつけます。性別関係なしです」という人もいる。「私は元々ポリシーがあり、上司は役職をつけて、役職がない方はすべて『さん』づけしてます」。役職がある人には「◯◯課長」など、役職名をつけて呼び、それ以外の人は男女関係なく「さん」付け。こういう「ポリシー」があれば、少なくとも自分の中では、スッキリするかもしれない。
ただ、目立つのは、「自分の会社は結構バラバラです」とか、「私の職場でも、バラバラで、特に決まっていないようです」との意見だ。「男性の先輩→後輩(性別問わず)、呼び捨てはけっこうありますね。ただ、女性パートに対しては必ず『さん』づけです」という人もいれば、「私は、年長者、年少者を問わず『さん』付けで呼んでいますが、他の方は、呼び捨てあり、『○子ちゃん』などという、馴れ馴れしい呼び方をされる方もいます」という人もいた。人それぞれで、明文化されたルールはない職場が、多数派なのかもしれない。
寄せられた回答を見て、投稿者は、「やっぱり『呼び捨て』はイヤだ!」との考えを強めたようだ。「『この人は温和だな。仲良く出来そうだな』という人がいても、その人が他人を平気で呼び捨てにしているのを見ると、好感度が下がります。美人がタバコを吸ってるのを見た時と、似たような感じというか・・・」と、最後まで納得できない様子だった。(KH)