チャンスを掴めるかどうかも変わってくる
「つねに、あたえられたテーマにおいて、自分なりの、現時点での結論を考えておきなさい」
というのが、私が社会時に1年めに何度も何度もいわれたことです。そして、毎回、その現時点での結論はどういうものかを聞かれて、突っ込まれたものです。
こういうのを日々頭のなかで考えたりシミュレーションしているひとは、ごく少数派でしょう。しかし、世の中の動きはますます速くなっていますし、チャンスも唐突にやって来る場合が多い。
そういう場合、仮説をもっているひととそうでないひとでは、意思決定スピードに差が出ますから、チャンスを掴めるかどうかも変わってきます。
起きるかわからない将来のことに考えをめぐらすのは、正直いってめんどくさい。ただ、そこを日々考えているかで、差が出るのは明らかです。
エピソードを引用した『コンサル一年目が学ぶこと』では、若手の皆さんが学ぶべき定番スキルについて、30項目をエピソード付きで紹介しています。心当たりがある方は、一度読んでみてください。学びがあるはずです。(大石哲之)