効率的に仕事をして残業を減らしてもらおうと、日本版サマータイムといえる朝型勤務の「ゆう活」が2015年7月1日から、全国の国家公務員を対象にはじまった。朝早く出勤して、その分早く帰宅するなどで夕方の時間を有効に使ってもらおうという試み。たとえば、これまで9時30分から18時30分まで働いていた人は、7時30分に出社して16時30分には帰る。出勤時間が最大2時間前倒しになる。
朝型勤務は、窓口業務などで勤務時間が変えられない職員を除く、全国約22万人の国家公務員が対象。原則残業はせずに、17時すぎには帰宅することになっている。
実施期間は、8月末までの2か月間。政府は今後、民間企業に対しても導入を呼びかける予定。