最後の質問者の振る舞い方
合同説明会や企業説明会だと、全体説明が終了したあと、個別に質問する学生が出てきます。
もちろん、せっかくの機会ですから質問しないよりもした方がいいに決まっています。
ところが、
「質問に夢中になって、あとの学生を気遣わず、長々話す学生がいます。あれはマイナスですね」(商社)
では、最後の方がいいか、と言えばそういうわけではありません。
「合同説明会で最後の方だと、片づけがあります。あまり、長々話し込まれては片づける余裕がなくなってしまいます」(人材)
長いようだと、人気企業、かつ、遠慮ない性格の採用担当者だと、片づけながら対応します。
さらに長いと、人気企業で学生にも気を遣うタイプの採用担当者でも、片づけを始めます。
これは、要するに、
「ぼちぼち片づけとか、他の用事があるから、もう切り上げてくれないかな」
というサインです。
ところが、
「気付かない学生は本当に気付かないですね。長く話すことで印象付けようとしているのかもしれませんが、完全に逆効果です」(マスコミ)