日本では、長時間労働が評価されがちだ。定時に退社するよりも、遅くまで残業している方が何となく頑張っているように感じる、という人も少なくないのでは。
早く帰れるよう仕事をテキパキ片付けるのも間違いなく頑張りの証なのだが、中には「定時に帰ることで陰口を言われてしまう」と悩んでいる人も・・・。
早く出社、to doリストで効率よく仕事してるのに・・・
Q&Aサイト「Yahoo!知恵袋」に、「定時に帰るのは悪いことのように言われます」という相談が投稿されている(2015年6月13日)。
相談者は家電メーカーに入社して6年目、営業としてしっかりノルマを達成している。
自分の下で同行営業する部下には、毎朝10分でも早く出社し、to doリストを作成してから仕事するよう伝えてきたという。リストは退社時間を基準に作られるため、定時前には仕事を終えるスケジュールが出来上がる。
自身も部下も、繁忙期などで仕事が終わらないということがない限り定時で退社しているが、社内にはそれをよく思わない人が何人かいるらしい。「私達の陰口も言われているようです」と嘆き、「どうしたらいいのでしょうか?」と意見を求めている。
回答者からは、
「部下も含めて全員ノルマを達成出来てて顧客も満足、他のスタッフにも迷惑はかけてないのならほっとけばいいでしょ」
「質問者様の業務姿勢を応援します。少しの早出で、スケジュール管理 時間内での業務の遂行 会社にとっても、メンバーにとっても良い事。出来無い他のグループは、やっかむしか方法無し。終業時後は、堂々と退社(帰宅)しましょう」
「あなたの廻りで陰口を叩いている人は、あなたがいろいろと工夫した上で定時帰りを行っていること、改革を行っていることに対しては見も触れず『定時帰り』という4文字しか見えていないのだと思います。嘆かわしいことです」
と、相談者を支持するコメントが相次いだ。