あ~、いつから日本はこんなに高温多湿でムシムシとした国になったのでしょう・・・あつい、暑い!私はこの時期、帰宅したらまずストッキングを脱ぎ捨てます(笑)。そしてビールを飲む!
男性の皆さんはお分かりにならないかもしれませんが、女性が履いているこのストッキング、本当に暑いのです。毎日生足(素足)で出勤したいのが本音ですが、やはりここでも「身だしなみ」という観点から生足NGの会社も多いのです。
きちんとストッキングを履くべき状況とは
確かにね、生足だと当然履く靴はサンダルやミュール。これらの靴は「カジュアル」に分類されるのでオフィスではアウト! オフィス靴の王道はパンプスです。靴のフォーマル度合いは高い順に、つま先からくるぶしまで全体を包んだパンプス>つま先だけ露出したパンプス>サンダル>運動靴>ミュールです。
一般的にオフィスでは、パンプスが推奨されていますから、ストッキング&パンプスのセットが正解。しかし、こうも暑いと生足でパンプスを履こうと思う女性もいるわけで、そこでどうするか?パンプス用ソックスというのを履くのですね。一応、男性諸氏にもご紹介すると、パンプスから見えない程度の浅い高さで、つま先から踵までをすっぽりと包む靴下のことです。このパンプス用ソックス、無地のものからカラー、柄物、レース付とバリエーション豊富なのですが、やはり靴に合ったカラーを選ぶことが大事です。
とは言え、歩いていると、どうしてもソックスがずれてパンプスからチラリとはみ出て見えてしまうことが・・・。素敵な白のパンプスから黒いソックスが見えたらせっかくの足元のオシャレも台無し。特にビジネスの場面で履く際は、肌色でシンプルなソックスを何足か用意したり、はみ出していないかこまめにチェックしたり、時には靴底に貼る滑り止めテープも活用するとよいでしょう。
また、お客様との会食や個人のお宅へ伺う際は、きちんとストッキングを履いていきましょう。靴を脱ぐ可能性もあります。想像してみてください。あなたの足元は生足かソックスという、場所や雰囲気とアンバランスな姿になっているでしょ。そもそもきちんとした場面にカジュアルな服装で行くことは、相手に対して礼を欠いた行為です。あなたの信頼にもキズがつくことに。信頼って、このようなちょっとしたことの積み重ねで出来上がっていくものです。(篠原あかね)