会社や組織で「プロ」になる 「アマチュア」との違いはココだ

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プロと聞くとどのような人を思い浮かべるか?

   冒頭の経営者の方の会社の若手社員の研修で「プロと聞くとどのような人を思い浮かべるか?」と質問をしたら一番多く挙がったのはメジャーリーガーのイチロー選手でした。

   私はイチロー選手が挙がるのは想定していました。私自身もプロを思い浮かべるとイチロー選手を思い浮かべます。

なぜイチローなのか?

と質問をするとこういう答えが返ってきました。

・結果を出しているから
・野球に対する姿勢が真剣だから
・自分で考えて取り組んでいるから
・安住せずに常に上を目指しているから
・他の選手からも尊敬されているから

   上記を整理すると

・どうすればもっと上手くなるかを考えて練習に取り組む
・試合で結果を出す
・他の選手から尊敬される

という流れになっていると思います。

   プロとしての第一歩は仕事に対する姿勢と行動ということになります。

   私は、今までの経験からプロフェッショナルとアマチュアの違いをまとめています。

   たとえば、ですが、

・「逃げない」(プロ)―「楽な方へいく」(アマ)
・「適応力がある」―「変化を嫌う」
・「成果にこだわる」―「やることで精いっぱい」
・「シンプル」―「複雑にする」

などです。プロの項目は、自他ともにプロと認識されている人の共通点です。

   私自身も認識しながら行動するようにしています。頭が良い、学歴が高い、能力が高いということは、それほど問題ではありません。基本的なことを着実にやっているかどうかに尽きると思います。(野崎大輔)

野崎大輔(のざき・だいすけ)

大学卒業後に無職、離職を繰り返し社労士として独立し、企業の労使トラブルの解決に奔走する。2013 年7 月に自律型人材育成専門コンサルティングを行うデストロイ・ジャパン株式会社の創業メンバーに加わり、専務取締役に就任。社員が自発的に行動する組織作りに注力している。単著に『できコツ 凡人ができるヤツと思い込まれる50の行動戦略』(講談社)、共著に『黒い社労士と白い心理士が教える 問題社員50の対処術』がある。
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