1・2年生は就活のために今、何をしたらいい? オススメ5項目を公開

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実務家講義・大学コンソーシアムの単位互換制度を利用

   社会人との接点を増やす、という点では最近、各大学で増えてきた実務家をゲストに呼ぶキャリア科目もお勧めです。

   ゲストではなく、講師として担当している科目もありますし、銀行・証券・保険会社・自治体などが寄附講座として開講している大学もあります。

   後者であれば、銀行なら支店長や各部署の課長クラス、自治体だと部課長クラスがリレーで講義を担当します。自治体の寄附講座だと、大学によっては市長・県知事が最終講義を担当することも。

   もし、自分の大学にそうした科目がない場合は、大学コンソーシアムや単位互換制度を提携している近隣の大学に出向いて、受講するのもいいでしょう。これだと、一定数まで単位が認定されます。

   なお、キャリア科目でなくても受講科目はありますし、早稲田大・立教大など5校が参加するf‐Campus、京都の大学がほとんど加入している大学コンソーシアム京都、大阪大などが参加している大学コンソーシアム大阪などは規模が大きいです。

石渡嶺司(いしわたり・れいじ)
1975年生まれ。東洋大学社会学部卒業。2003年からライター・大学ジャーナリストとして活動、現在に至る。大学のオープンキャンパスには「高校の進路の関係者」、就職・採用関連では「報道関係者」と言い張り出没、小ネタを拾うのが趣味兼仕事。主な著書に『就活のバカヤロー』『就活のコノヤロー』(光文社)、『300円就活 面接編』(角川書店)など多数。
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