会社員の「美味しい」生存戦略 「ヤマダ電機46店閉鎖へ」から考える

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外国人と働く

   日本に来る外国人観光客向けの店舗はどうでしょう?

   日本の、特に地方都市で、「外国人と働きたい!」「外国語を使って仕事をしたい!」という人がどれくらいいるか?私はいろいろなところで講演をしたり、その周りの人と話をしたりしますが、明らかに東京とは桁違いに少ないです。だから、チャンスなんです。

   不採算で閉じられる地方の店舗で働いている人に、外国人と仕事をしたい人は少ない。でも、会社は外国人と仕事をできる人が欲しい。もし、不採算店舗で働いていた人の何割かを人員削減しなきゃいけなくなったら、だれをカットするでしょうか?日頃「外国人と仕事をしたい!」といって、実際にそのそぶりを見せている人は生き残れると思いませんか?

   「外国人と働く」ということで大切なことはまず、語学です。英語や中国語を話せるのは非常に重要ですし、他に学んでいる人が少ないタイ語やベトナム語、インドネシア語などが話せれば、かなり希少人材になれます。

   ただ、語学ができるだけが条件ではありません。

   外国からきたお客さんは、間違いなく日本在住の日本人とは違うニーズを持っています。ヤマダ電機の多くの社員が持っている「日本人受けする商品の目利き力」ではない、「外国人受けする商品の目利き力」が必要になるのです。

森山たつを
海外就職研究家。米系IT企業に7年、日系大手製造業に2年勤務後、ビジネスクラスで1年間世界一周の旅に出る。帰国して日系IT企業で2年勤務後、アジア7か国で就職活動をした経験から「アジア海外就職」を多くの人と伝えている。著書に「アジア転職読本」(翔泳社)「はじめてのアジア海外就職」(さんこう社)がある。また、電子書籍「ビジネスクラスのバックパッカー もりぞお世界一周紀行」を連続刊行中。ツイッター @mota2008Google+、ブログ「もりぞお海外研究所
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