売行きが年明けから急回復
東洋経済新報社の『就職四季報』シリーズは総合版、女子版、優良・中堅企業版の3冊、それに姉妹版である『会社四季報業界地図』を刊行しています。
就活への意識が高い(悪い意味ではなく)学生は、この4冊のうち2冊は買っていきます。
大学生協の書店でも、いい本ということでプッシュするところが多数。
まあ、定価2000円前後と高い本なので、書店からすれば利益が大きい、という事情もあります。
この『就職四季報』シリーズ、2016年卒の就活では序盤戦となる2014年12月から1月ごろにかけては、どの生協でも売れず、書店関係者は悲鳴を上げていました。
それが2月ごろから急に回復。大学の講義が終了し、学生が大学に行かない(だから生協書店などにも寄らない)と思われていた2月・3月も、かなり学生が動き、『四季報』はじめ、就活本も売れるようになったそうです。