法律が守られる社会を作らなくては
ちなみに、このようなことは毎回の様に起こっており、表沙汰になるだけでも毎年数十人の人が政治がらみで殺されているそうです(フィリピン人に聞いてみたところ、「表沙汰にならないところではもっとだよ」と言っていました)。
こんなフィリピンの実態を考えると、政治家になるのにはものすごい覚悟が必要だと言うことがわかります。世界屈指の安全な国、日本でも、橋下氏のように大きな闇を抱える利権に切り込んでいくような政治家は、いつ何時、どんなことが起こるかはわかりません。
しかし、闇から武力を行使して威嚇してくる人たちを、正規のルートで阻止し、その利権を止めて、賄賂が国庫に入り、選挙が正式に行われ、効率的な人材配置を行い、法律が守られる社会を作らなくては、国の発展はありません。
命がけでそのような仕事をする政治家の人たちを心から尊敬します。
橋下市長は、任期いっぱいで政治家を引退すると明言しています。橋下市長、お疲れ様でした。(森山たつを)