「それより、給料を上げてくれ」
新入社員に対し「辞めないで!」という試みの数々を、「福利厚生に目が向いていない」と、批判する向きも多い。ツイッターでは、「給料を上げる、休暇の取得を推奨する、残業がなくなるような制度作りが、出てこないよね」という人もいれば、社長の家庭訪問や交換日記などについて、「うっとうしすぎる。いいから福利厚生と給料良くして定時で帰れるようにしろ!」と、憤慨する人もいた。
一方で、「なんにせよ、会社が労働者に気を遣うようになったのは、いいことだ」とか、「初めから使い捨てる気の企業よりは、良いと思います」という声もある。
ただし、シェアハウス型の社員寮や交換日記、家庭訪問など、「『社員は家族』というノリは苦手な人もいる気がします」と、最近の若者にとって、必ずしも「社員=家族」という考えがフィットするのか、疑問を呈する人もいた。あなたの会社では、どうだろうか?(KH)