「いい大人が朝食を会社に世話されるってどうなの」
一方で、会社が朝食を「無料」で用意することに、疑問をもつ人も多い。「なんか、至れり尽くせりだな~と思うのは私だけかな」とか、「大学生相手ならともかく、いい大人が朝飯を会社に世話されるってどうなんだ」という人もいる。
「ありがたいサービスだとは思う。一方で、調理員さんの手配とか、結構大変なんじゃないかと心配だったりする。(引用者注:調理員さんが)朝6時に出勤ってなると、毎日始発電車で出勤とか・・・」と、「朝食を用意する側」の負担を、指摘するつぶやきもあった。
また、「朝型勤務」に対し、「無料の朝食」だけがクローズアップされることを、批判する人もいる。
「『朝食を無料で提供するので早朝勤務してね』に読めちゃう。実際は『早朝勤務を支援するため朝食無料提供する』なんだが・・・」、「仕事の時間のためなんかよりも、ちゃんと朝食摂ってフレッシュな気持ちで仕事ができるための導入であるべきじゃないですかね」
確かに、「会社が朝食を用意する」、その本来の目的を履き違えると、「朝食無料」が1人歩きすることにも、なりかねない。
辛口な意見としては、デンソーを離れた一般的な話として、「朝食無料提供だからって騙されちゃいけねぇぜ」と、仮に早出分の残業代がつかないならば、給与が減ることになると懸念する声や、「残業代>朝食代 なら会社の思うつぼでしょ」という声もあった。
とにもかくにも、会社が朝食を用意することについて、ビジネスパーソンたちの思いは様々だ。中には、「わいも朝7時前に出勤してるから、朝ごはんくれよ~w」とつぶやく人もいた。(KH)