「身近な人たちから、何を引き出し、学べるだろう」と考えて接してみる
さて、前回記事と合わせ、さまざまタイプの「ブラック上司」をみてきたが、みなさんの上司には当てはまっただろうか。
入りたい会社は選べても、残念ながら配属とか勤務地、そして上司は選べない。すべては巡り合わせで、あなたの長い人生の中、本当に一瞬の出来事でしかないのだが、その運に振り回されて、一喜一憂してしまうのはもったいないことだ。
上司も先輩も同僚も、単なるひとりの人間だ。長所もあれば、欠点もある。上司とか先輩とかは関係なく、あくまで一人の人間として、「身近な人たちから、自分は何を引き出し、学べるだろう」と考えて接してみてほしいのだ。
できれば、「同じ組織のメンバーとして、共通の目標を追う同志」と考えてみてはどうだろう。その上で、あなたから積極的に関わりを持っていくだけでも、日々の楽しさはだいぶ変わるだろうし、5年後、10年後のあなたを大きく変えることになるだろう。(新田龍)