数年に一度、ひとつの街を定点観測 そんな旅をしてみませんか

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その成長を見守っていく

   また、はじめてバンコクに来たときに使ったドンムアン空港は、今もまだぼろっちいままで、格安航空会社だけが使う空港として細々と現役を続けています。そして、新空港スワンナプーム空港は、光の渦のような、ガラス張りの美しい空港です。

   そのボロさとキラキラさは、バンコクのこの15年の進化の象徴のようなものであり、新空港でバスを降り立った後、しばらくそのキラキラした光景に魅入ってしまいました。

   こうやって、ひとつの街を定点観測して、その成長を見守っていくというのは、とてもおもしろいことです。住んでしまうと、毎日その街を見ることになってしまい、その変化のダイナミズムに対する感覚も薄れてしまいます。そこで、1年に1回とか2年に1回ずつ、十年以上かけて、何度も訪れて見るというのは非常に楽しい趣味になると思います。

   特に、今まさに東南アジアの国々は、年々途方もない進化を遂げています。

   是非皆さん、お気に入りの国をひとつ作って、何度もそこに訪れてみるのはいかがでしょうか?(森山たつを)

森山たつを
海外就職研究家。米系IT企業に7年、日系大手製造業に2年勤務後、ビジネスクラスで1年間世界一周の旅に出る。帰国して日系IT企業で2年勤務後、アジア7か国で就職活動をした経験から「アジア海外就職」を多くの人と伝えている。著書に「アジア転職読本」(翔泳社)「はじめてのアジア海外就職」(さんこう社)がある。また、電子書籍「ビジネスクラスのバックパッカー もりぞお世界一周紀行」を連続刊行中。ツイッター @mota2008Google+、ブログ「もりぞお海外研究所
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