面接ではどこまで正直に答えるべきか 「将来は家業を継ぐ」はセーフ?アウト?

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   3月に就活が解禁(採用広報開始)されたと思ったら、選考が始まる8月がもう目の前に迫ってきた。対策を練っている、来(2016年)春卒業予定の就活生の中には、面接のことが気になって仕方がないという人もいるのでは。

   下手なウソはバレる、ので正直を旨とするのは結構なことだが、どこまで正直に話していいものかは難しいところだ。では、「定年まで働くつもりはありません」は、正直に言うべき?隠すべき?

「言わない分には嘘にはなりません」

どこまで正直に話すべき?
どこまで正直に話すべき?

   Q&Aサイト「Yahoo!知恵袋」で、大学4年生の就活生が「就活における面接では正直になるべきなのでしょうか?」と質問している(2015年4月24日)。

   投稿者は将来家業を継ごうと考えているが、両親からは「帰ってくるのは今すぐでなくともいい」と言われていて、若いうちに会社員を経験したいと思っているそうだ。

   「将来の自分の糧となる経験がしたい」というのが正直な志望動機だが、それを言うと、「この会社でずっと働き続けるつもりはないと言っているのと同じです」。「定年まで働く意思がないことが明確な場合、それは正直に言ってはいけないのでしょうか?」と尋ねている。

   回答欄には、

「そんなこと言ったら間違いなく落とされます。社会人としての経験を積みたいなら、就職する必要ありますよね。落ちないためには正直に言う必要ないですね」
「就活では内定を取ることが目標です。いいとか悪いとかの善悪判断じゃなくて、ただただそれが採用試験で得か損かで考えましょう。『途中で辞めますけど』と言うことが採用の場で得なのか損なのか。誰が考えたって損になるとしか思えませんよ」
「質問者様のケースはこのままだと正直に言っても落ちると思います。(中略)自分の成長の糧にしたいと仰ってますが、その会社が自分の成長の糧になると考えた理由はなんでしょうか。もし、〇〇の事業に携わることで〇〇のような成長を遂げたい、のようなビジョンがあるならそれが志望動機です。家業とか書かなくていいです。(言わない分には嘘にはなりません)」

と、「それは正直に言っちゃダメ!」というアドバイスが次々と書き込まれた。

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