「壊し屋」タイプの学生の特徴 グループディスカッション狂想曲

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普通の学生も壊し屋になりかねない

   ここまでGDを壊す学生の特徴を挙げてきましたが、実は普通の学生も壊し屋になりかねません。

   具体的に言えば、壊す学生と一緒になり、その様子を見て、

「このGDはもうダメ」

とあきらめてしまう学生が結構います。

   これ、本人は気づいていませんが、あきらめた瞬間がGDの壊し屋に転じる瞬間でもあります。

   仮に議論がまとまらなかったとしても、あきらめずに議論をまとめようとしたかどうか、そこが見られています。

石渡嶺司(いしわたり・れいじ)
1975年生まれ。東洋大学社会学部卒業。2003年からライター・大学ジャーナリストとして活動、現在に至る。大学のオープンキャンパスには「高校の進路の関係者」、就職・採用関連では「報道関係者」と言い張り出没、小ネタを拾うのが趣味兼仕事。主な著書に『就活のバカヤロー』『就活のコノヤロー』(光文社)、『300円就活 面接編』(角川書店)など多数。
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