「壊し屋」タイプの学生の特徴 グループディスカッション狂想曲

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答えがあって論破すれば勝ち?

   GDは、設定テーマから、抽象型(テーマが抽象的)、ケーススタディ型(テーマがケーススタディそのもの)、ディベート型(ディスカッションというよりも討論)などに分かれます。

   この3つのうち、ディベート型はベンチャー企業の一部などでしか利用されません。

   ディベート型だと相手を論破する必要があります。

   それから、まれに、答えを設定しているGDもあります。まあ、これはGDというよりはグループワークに近いのですが、それ以外は答えがはっきりしていません。

   つまり、GDにおいては、無理に論破しようとせず、答えが1つと思い込む必要はありません。

   が、GDを壊してしまう学生は、答えがあって論破してしまう必要があると思い込んでしまいます。

石渡嶺司(いしわたり・れいじ)
1975年生まれ。東洋大学社会学部卒業。2003年からライター・大学ジャーナリストとして活動、現在に至る。大学のオープンキャンパスには「高校の進路の関係者」、就職・採用関連では「報道関係者」と言い張り出没、小ネタを拾うのが趣味兼仕事。主な著書に『就活のバカヤロー』『就活のコノヤロー』(光文社)、『300円就活 面接編』(角川書店)など多数。
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