「株主総会対策がすごーーーく大変だった」
公表された結果概要では、「配属されたい理由」には触れられていないため、なぜ総務部に人気が集まったのか、定かではないが、総務部人気の理由がうかがえそうな意見がYahoo!知恵袋にあった。
営業歴9年で総務への異動か転職を希望しているが、総務や人事への異動、転職は「非常に門戸が狭い」と感じているという投稿者が、「なぜ総務や人事への転職あるいは社内異動希望は殺到するほど人気なのでしょうか?」と質問している(2010年6月7日)。
回答欄には、
「『営業』としてノルマや売上をあげるというプレッシャーから解放されて、給料下がってもいいから安定して定年まで同じ会社で働きたいって思うからではないですか?」
「波がないのが総務で、波があるのが営業です。波があるということは、ドデカイ仕事を成し遂げられる可能性もあり、出世や名声を得るチャンスもあります。そういうダイナミックな仕事をしたいという人が減り、大成功もないかわりに平穏で静かでマイペースで特別に遣り甲斐がなくてもいいから、ラクチンな仕事をしたいと思っている人が増えているからでしょう」
という見解が書き込まれている。
こうした指摘のように、「楽そうだから」と総務部を希望する人もいるのかもしれないが、こんなツイートもある。
「近くにいた総務部のおじちゃんは常に色々な会社に電話をして時には怒り、時には謝っていた。毎日帰るのは(夜)10時過ぎとか言っていた」
「以前、上場会社の総務部総務課に勤務してて、株主総会対策がすごーーーく大変だった」
なかなか大変そうだ。結局は、「楽な仕事などない」ということか・・・。(MM)