悩める関西圏の就活生 「首都圏は皆孤独に暮らしている」印象

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

「同じ関西出身の女性と結婚すれば、将来、関西に戻りやすい」

   一方で、「首都圏で結婚したら、それ以降、郷里で暮らすことは叶わないかもしれない」と不安がる投稿者に、共感を示す声もある。「私も地方から東京に出て、学生時代から数えて40年住みました」という男性は、「書かれている内容、よく理解できます。(首都圏出身の女性と結婚したなら)定年を迎えて、地方の両親が老いても、面倒を見ることができませんね。単身で地方に戻ることしかできない。もし、あなたが首都圏に就職した場合でも、結婚は、関西の方を選んだほうがいいと思います」という。「そうすれば、毎年一緒に帰省できますし、将来、関西に戻るという計画も可能になる」からだ。なるほど、一理ある。

「ベネッセや任天堂のような地方に本社を置く会社を狙うのはどうでしょう」との声もあった。「四季報で東証一部の会社の本社がどこにあるか調べて、関東を避けるのもありかもしれません。(略)地方はいいですよ」

   過去に「採用担当をしていた」という人は、「関東で住みたくないなら、関西本社の会社を狙った就活をするしかありません」と、アドバイス。ただ「この場合も、入社後、関東での勤務はない、という保証がある会社を探さなければなりません。そうすると、自分が求める最優先の条件が決まってしまうから、大学院の学科がどうこうは2の次になります。(略)専攻とは関係ない業種や職種も、探さなければならないですね」。

   このコメントを受けて、投稿者は、「確かに私も、『西日本で就職ができること』と『専攻を活かせること』は、トレードオフだと考えていました。おっしゃる通り、専門分野から外れた業種も当たっていこうと思います」と、覚悟(?)が決まったようだった。(KH)

姉妹サイト