あなたが「仕事ができる人間だ」と分からせる
上記のうち、まずは(1)(2)の心得を大切に、あなた自身の職場で成果を挙げて頂きたい。
もしかしたらあなたは、上司に期待しすぎなのかもしれない。
「上司とは仕事ができ、部下に対して理解があり、人間的にも尊敬できる存在である」
といった認識を持っていないだろうか。であれば、そんな考えは今すぐ捨て去ろう。
上司とは単に、
「同じ部署で、一緒に仕事をしなければならない、(多くの場合)たまたま入社年次が上の人」
なだけだ。そう考えれば、対処方法も見えてくるだろう。
「優雅な生活こそ、最高の復讐」という言葉もある。ブラック上司に対しては陰口や批判ではなく、「仕事の成果」で唸らせればよいのだ。課題には解決策を考え、上司が望む成果をキッチリ出し、あなたが「仕事ができる人間だ」と分からせることだ。
あなたが組織にとってかけがえのない存在となれば、人間性や成果で周囲からは充分承認が得られるだろう。その時には、上司との関係性など細かいことはどうでもよくなっているはずだ。(新田龍)