「就活出遅れ組」の無自覚 いま気付くべき注意点とは

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何もない出遅れ組がさらに自滅するパターンとは

   問題は4「それ以外」です。

   就活後ろ倒しの話を真に受けてのんびりしすぎた、もっと言えば、勉強していたわけでもなく、遊んでいた学生、これは実に危険です。

   そして、さらにドツボにはまるのが、1~3を無理にアピールする、あるいは、サークル活動などを盛って話す学生です。

   「盛る」ことがいかに無意味かは、19回記事「就活殺人事件のナゾを解け 『相棒』刑事が追い詰める『自己PR』のワナ」(2015年1月9日配信)をどうぞ。

   そちらでも書きましたが、経験のない(あるいは薄い)話を無理にしたところで、ウソがウソであることはすぐにわかってしまいます。

   そもそも、出遅れ組は、準備不足が採用担当者の目には明らかです。無理に盛ろうとしたところで、すぐバレますし、さらに自滅していくだけです。

石渡嶺司(いしわたり・れいじ)
1975年生まれ。東洋大学社会学部卒業。2003年からライター・大学ジャーナリストとして活動、現在に至る。大学のオープンキャンパスには「高校の進路の関係者」、就職・採用関連では「報道関係者」と言い張り出没、小ネタを拾うのが趣味兼仕事。主な著書に『就活のバカヤロー』『就活のコノヤロー』(光文社)、『300円就活 面接編』(角川書店)など多数。
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