「1割が『派手だ』と言うなら避けるべき」
別の回答者からは、「たかが時計がちょっと派手なくらいで落とされることもないでしょうが」と、前置きした上で、「就活においては無難が一番」とのアドバイスも寄せられた。その腕時計がOKかどうか、「質問者自身が迷った時点で避けるべき」という。「これは時計に限らずスーツなど、すべてに当てはまります」。
この回答者は、やや辛口で、「ちょっと派手かなと自分で思うものをあえてつけて、リスクを取る意味が理解できません」とも。そこまで言う理由は、面接官の「9割が派手じゃないって言っても、1割が派手だと言うなら避けるべき」だから。「たくさんの面接官に会う就活においては、万人受けするものを身に着けるのが無難」なのだ。アドバイスの最後は、「所詮は時計。影響力はたかが知れている。時計に悩むのに時間をかけるくらいなら、その時間を面接練習などに費やしたほうが成功率は高いでしょうね」だった。
「就活スーツといえば(皆と同じ)黒」といった、無難さを求める風潮を批判する向きもあるが、今回の場合も「無難さ」を重視した方がよいのか、それとも「(面接時の腕時計の)影響力はたかが知れている」という助言(の一部)をもとに「気にしない」でも大丈夫なのか。なかなか悩ましい問題だ。説明会や面接を担当する人の視力の問題もあるし・・・(KH)