地方銀行の統合・提携
【ニュースの無理やり20字まとめ】地方銀行の統合・広域提携が進む
【解説】金融志望の学生のよくある自己PRが「地域(社会)に貢献したい」です。特に地方銀行・信用金庫だと異様に増えます。
が、大体は落ちていきます。地域貢献を強調されても、地方銀行・信用金庫の仕事はそれだけではないからです。
さらに、拍車をかけているのが、この広域提携です。
これまで地方・地域ごとにあった銀行・信用金庫ですが、人口減少や低金利の影響で単独での生き残りが難しくなりました。
きらやか銀行・仙台銀行、東京都民銀行・八千代銀行、福岡銀行・熊本銀行・親和銀行、肥後銀行・鹿児島銀行、横浜銀行・東日本銀行などが統合・再編に踏み切っています。
さらに2015年4月には、トモニHD(香川銀行・徳島銀行)と、大阪が地盤の大正銀行の経営統合検討のニュースが流れました。
この地方銀行の再編・広域提携はさらに進む見込みであり、地元に就職したつもりが、別の地方に異動になる、というケースも増えていくかもしれません。
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【考えるポイント】地元就職にこだわるかどうか/単独での生き残りが難しいときにどのように収益を上げていくか