実は手書き推奨もPC推奨も同じ?
私は手書き推奨の企業もPC推奨の企業も、どちらも取材しています。
その取材結果から、手書きかPC作成か、はっきりしない企業については、手書きがいいよ、と学生にはアドバイスしています。
実は、手書き推奨の企業も、PC作成推奨(またはオンラインでのみ受け付け)の企業も、根本にあるところは、そう大きくは変わらない、と見ています。
採用におけるミッションは、自社にとって欲しい学生を必要な数だけ採用することにあります。
この「自社にとって欲しい学生」像は企業によって異なります。堀江さんも、週刊ダイヤモンド連載で「中身がなければ評価されません」と書かれていますが、この点は、手書き推奨派もPC作成推奨派も、どちらも頷くところでしょう。
問題は、この中身を見るために、IT業界などは効率重視でPC作成を推奨する、手書き推奨派は、中身をより見ていく目的があるからこそ手書きを推奨する、その方法論の違いではないでしょうか。
と思うのですが、それでも、とあるIT業界の偉い方に糾弾されてしまうのか、戦々恐々としている今日この頃です。(石渡嶺司)