PC作成では見えないものは
ところが、無関係のはずの企業関係者、心なしか、PC作成を支持するIT業界関係者の方も、論争に参加している点が興味深く感じました。
まあ、論争と言うよりは、腫れ物を触られでもしたのか、感情的になっている方も多かったです。
「手書きにこだわる企業自体、古臭いし、そういう指導をする方もおかしい」
特に、とあるIT業界の偉い方(としておきます)は、私が他で書いた手書き論争記事を取り上げて、
「くだらない。こういうヤツは糾弾しないと」
とのこと。そうか、糾弾されるのか(遠い目)。
糾弾される前に先にお伝えしておくと、手書き推奨の企業は、PC作成では見えないものを見ようとしています。
熱意や書類作成能力、一般職採用では文字のきれいさ・丁寧さなども見ています。
それから、採用コンサルタントの柳本周介さんによると、
「手書きでメンヘルかどうか見ています。メンヘルの学生だと文字が独特の震え方をしているので。もちろん、それを隠そうとしてPC作成にしても、それだけで落ちる、ということはありませんが、そこは面接で少しでも話せば分かります」
とのこと。