「天才とは1%のひらめきと、99%の努力」という言葉がエジソンの名言として知られている。幼い頃に、この言葉を聞いて、「『天才』って、ずば抜けた才能をもった人というより、案外、地道に努力を重ねた『普通の人』なのかもしれない」と、ある意味『希望』を持った人もいるかもしれない。もっとも、エジソンが強調したかった点は、努力よりもひらめきの重要性の方にあったという指摘もあるが・・・
そんなエジソンもびっくり(?)の調査結果が、このほど明らかになった。仕事の場で、結構な割合のビジネスパーソンが、「私って天才かも」と感じているというのだ。
「仕事はものすごい勢いで進みました。私って天才」
マイナビスチューデントが、全国の社会人男女500人に対し、「自分は天才だと思っている?」と聞いたところ、「思っていない」が85.3%と多数を占めたものの、「思っている」も14.7%と、1割を超えていることが分かった(方法はウェブアンケート、2015年3月19日公表)。
回答者からは、「仕事でうんと集中すると、おのずとクリアな答えが毎度おりてくる(男性46歳)」とか、「人より少ない勉強でも試験に合格する(女性24歳)」、「周りから『変わった発想をする子』だと言われ、今でも『変わった人』だと言われてるから(女性27歳)」など、周囲と比べて、なんらかの「個性」があると感じている人が目立つ。
ツイッターを見ても、自分を「天才かも!」と感じている人から、
「仕事はものすごい勢いで進みました。私って天才」
とか、
「仕事が上手くいくと『自分天才だわ~~!』って言ってる。テンション上がる!」
といった声が寄せられており、盛り上がっている様子がうかがえる。