「4人に1人」は遠距離恋愛 破局の予兆を察知する方法

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   春は、出会いと別れの季節。カップルにとっても、それは同じだ。学生から社会人となり、初めての「遠距離恋愛」となる人もいるだろう。ある調査によれば、社会人の4人に1人以上が、「遠距離恋愛」の経験があるという。

   環境が変わり、破局を迎えるカップルがいる一方で、長距離をものともせず、いつまでもラブラブなカップルもいるようだ。両者の違いは、一体どこからうまれるのか。

社会人の26%が「ある」と回答

遠距離も何のその・・・
遠距離も何のその・・・

   ツイッターでは、この春から遠距離恋愛になるという若者たちが、「ポエム」さながらのつぶやきを投稿している。

「卒業おめでとう。春から遠距離になるし、社会人と学生で立場も変わっちゃうけど、いつまでも変わらない2人でいようね」
「チャラチャラしてた俺を変えてくれたし、いつも支えてくれたし大切にしてくれたし、ほんとにこいつには感謝しきれねえ。4月から遠距離になるけど、こいつと結婚したいって思えた。がんばって働いて立派な社会人になったら一緒の家に住もうな」

など、微笑ましい(?)ツイートも目立つ。それぞれに、距離の遠さを乗り越えようとしているようだ。

   ニュースサイト、「マイナビスチューデント」が、社会人の男女448人にアンケートを取ったところ、「遠距離恋愛をしたことがある」人は、全体の26.3%。その経験者のうち、約5割は、長続きさせるコツとして、「こまめに連絡を取り合う」と回答している(「離ればなれになるカップル必見! 遠距離恋愛を長続きさせるコツって?」2014年3月27日)。メールや電話で、まめに連絡を取り合えば「遠距離」も怖くない・・・が、やはり、不安なものは不安だ。

   女性向けの掲示板、ガールズちゃんねるには、「社会人で遠距離恋愛している方! やっぱり大変ですか?(>_<)」という投稿があった(2014年12月8日)。投稿者は大学4年生で、もうすぐ「九州と関西の遠距離」になる。「彼は、入社後の2~3年はプライベートを捨てる、と仕事に打ち込む覚悟をしています」といい、投稿者は、自分との関係が二の次になるのではと、心配な様子。「みなさん、どのような形で会ったり、連絡取り合ってますか?」という問いかけに、100以上のコメントが寄せられている。

2人で「ゴール」を決めておく

   「遠距離恋愛」への不安を訴える投稿者には、辛口のコメントも寄せられた。彼氏が「プライベートは捨てて、仕事に打ち込む」と宣言していることから、「プライベート捨てるとか彼女に言える男が、愛する人のために我慢するタイプとは思えませんね」「諦めた方がいい」「プライベート捨てる、イコール貴方も含まれてませんか? もし仕事優先にする彼氏さんならば、覚悟しないと先々、損というか棒になるから、自分を大切にする事ですよマジで」と忠告する人もいる。「遠距離恋愛が破局して、婚期を逃しては損」ということだろうか。

   また、「社会に出たら辛い事がいっぱい。そんな時やっぱりそばにいてほしい。私は遠距離は無理」との意見も。「私が投稿者なら、彼氏と遠距離をしつつ他の男性も一応見てみる」と、アグレッシブ(?)な人もいた。

   一方、「大学→社会人と2年半、東京-福岡で遠距離してます」という人からは、「私たちは疑うこともせず、月1で会い、合鍵も持ってるし『いつまでに終わらそう』と目標を持ってます! 来年結婚します。主さんも頑張ってください!」と、心強い意見もあった。社会人の遠距離恋愛が「成就」するためには、2人で「ゴール」を決めておくのが重要なのかもしれない。「5年間の国際遠距離恋愛で、結婚しました。日本と米国です。今はネットが発達しているので便利。年に多くて4回ぐらいしか会えませんでしたが、なんとかなります!」という人もいた。(KH)

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