あなたは「正当に」評価されているか 結局は「好き嫌い」?

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「一朝一夕にはいかない問題」

   記事を受けて、ツイッターなどでは

「難しい問題ではあるが、やはりコミュニケーション・ロスなのだろうか」
「評価基準や項目を、部下にはっきり伝えれば、(例え減給でも)文句は出ないと思うが・・・しっかり説明出来ない上司は、自分がつけた評価に自信が無い(後ろめたさ)んだと思うが・・・」
「自分を過大評価しがちだからね。よくやって評価はやっと普通と思っていた方が良い。プラス評価など、そうそうもらえないと思っていないと」

といった感想や意見が書き込まれていて、多くの企業や従業員が悩んだり不満を持っていることがうかがえる。

   たとえば、兵庫・尼崎市の「中薗総合労務事務所」のサイトでも、この記事に対する特定社会保険労務士の見解が掲載されている(15年3月3日更新)。

   人事評価への不満の理由トップ3が「これらはいつもクライアント様やその従業員からお聞きする事項」だとして、「評価基準が明確でない」という不満については、実際に「評価基準を文章化したことによって長年の悩みが解消できた」クライアントもいるという。しかし多大な労力と文章のセンスが必要なので、一朝一夕にはいかない、ともしている。

   的確な評価者訓練や常日頃から部下との良好な人間関係を築くことも重要だが、これも簡単なことではない。「私にとっても改めて身につまされる内容でした」と書いていて、労務のプロでも頭を抱えるほど難しい問題のようだ。(MM)

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