カンボジア人を魅了する スマホ特別プランに感心

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

「上手いなあ」と・・・

   この料金設定にFacebook社が絡んでいるかはわかりません。しかし、この料金プランがあるからこそ、カンボジアの人たちがFacebookばかり見ているのであろうということは想像が付きます。そして、この様なプランはタイやフィリピンにもあります。

   もしこの様なプランの策定に、Facebook社が絡んでいて通信会社と契約を結んだ上でつくっていたのだとしたら、上手いなあと思います。通信の面から自社で独占して、Internet = Facebookにしてしまうという逆転の発想はなかなか思いつく物ではありません。 そして、我々事業者は「スマホを持っているカンボジア人」にアクセスするために、必死でFacebookにコンテンツを提供したり、広告料金を払ったりしなくてはならない。完全にマーク・ザッカーバーグの手のひらの上で踊らされていることになります。

   とはいえ、カンボジア人従業員がサムライカレーのユニフォームを着て、楽しそうにFacebookに写真をアップしているのを見ると、まあ、それもいいかなと思ってしまいます。(森山たつを)

森山たつを
海外就職研究家。米系IT企業に7年、日系大手製造業に2年勤務後、ビジネスクラスで1年間世界一周の旅に出る。帰国して日系IT企業で2年勤務後、アジア7か国で就職活動をした経験から「アジア海外就職」を多くの人と伝えている。著書に「アジア転職読本」(翔泳社)「はじめてのアジア海外就職」(さんこう社)がある。また、電子書籍「ビジネスクラスのバックパッカー もりぞお世界一周紀行」を連続刊行中。ツイッター @mota2008Google+、ブログ「もりぞお海外研究所
姉妹サイト