「最後の質問」で何を聞けばいい?
では、何を聞けばいいか。やはり、相手が話しやすく、学生の参考にもなりそうなネタにした方がいいでしょう。
「ビジネス書などでお薦めの本は?」「他の業界で気になる動きやニュースは?」
あたりでしょうか。
これだと、面接担当者によって、答えがかなりばらつきますし、どんな点に関心を持っているのか、面白いと思います。
それか、話し足りないことがあれば、
「質問ではないのですが、今日の面接では私の××をうまくお話しできませんでした。この点、すこし、お時間をいただいてもよろしいでしょうか」
と断ってから、話すのも、いいでしょう。
それか、質問がなければ、安全策として、
「特にありません。本日はありがとうございました」
でも、面接を担当してくれたことに対する感謝の念の表明でも、十分です。
まあ、こういうのは、慣れるしかないので、ちょっと怖いと思っても、会社説明会などにどんどん参加するしかありません。
また、新3年生以下の学生の方は、石渡関連かどうかはともかく、全国各地で社会人と学生の交流イベントがあります。下手なインターンシップなどよりも面白いはずなので、参加するようにしてください。(石渡嶺司)