質問は何でもいいからすればいいのか
それでは、学生は、どんな質問をすればいいのでしょうか。これは、説明会・合同説明会か、面接かで異なります。
説明会・合同説明会の場合、企業のことを分かっていない学生が多い、という前提があります。なので、企業そのものについて聞くのもOK。調べればわかる話でも、まあ、問題はありません。
ただ、給料や福利厚生なども微妙。調べればわかることも多いですし、給料などは社員によっても異なる企業も多いので、聞いてもあまり意味がありません。
明らかにアウトとなるのは、「単なる感想・主張」「複数質問」「社員にとって答えづらい話」の3点。
1点目は、何の質問をしているのか、よくわからず、答えづらいというケースがよくあります。
2点目はよほど人数が少ないとか、質問をする学生が他にいないならまだしも何度も、というのは、まずいでしょう。
3点目は、「社長ならどう変えたい?」「学生に戻るとしたら本当にもう一度受け直す?」など。答える社員にとっては、自社批判につながりかねず、説明会などで簡単に答えられるものではありません。