出世はバカらしい? 「部長も社長もご免こうむりたい」若者ら

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かつて「部長以上」志望学生が6割超、のことも

   この結果公表に対し、ツイッターなどでは

「同じような気持ちです。若くないけど・・・」
「そりゃ給与ほとんど据え置きで職責アップ、ストレス倍増ではやりたがらないだろう」
「ほどほどのポジションにいて,アフターファイブに仕事以外で自己実現するのが、一番いいよね」

など、すでに社会に出ている人々からも「わかる」との声が多く上がっている。

   一方、5年前の同種調査では、異なる傾向が出ていた。

   人事の総合ソリューションを提供するレジェンダ・コーポレーション(東京・新宿区)が行った「2010 年 4 月入社 大学生・大学院生の社会人としての意識調査」(10年2月18日発表)によると、「将来、仕事での役職について希望するもの」について「社長・取締役になりたい」と回答した学生は27.8%。「部長になりたい」が36.6%で、「出世したくない」「アシスタントでよい」の19.6%を大きく上回っている。

   特に男性では、「社長・取締役」「部長」を希望する学生が、いずれも4割超という高い数字になっている。

   調査元が異なるため単純比較はできないが、こうした傾向が加速すれば「出世欲のある若者」が絶滅危惧種になる日もそう遠くないのかもしれない――?(MM)

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