就活に学歴なんて関係ない 「こんなの嘘ですよね?!」

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上位22大学に行かなければ・・・

   オンラインビジネスメディア「INSIGHT NOW!」には、大阪芸術大学芸術学部教授の純丘曜彰氏による、「身の程知らずの就活はムダ」というタイトルの記事が掲載されている(15年1月6日、配信)。

「一般に、東大京大ほか旧7帝大と東工・筑波・一橋、早慶までの12大学のみが、企業側が採りたいターゲット校だ。これらの大学の卒業生が優秀だから、というより、これらの大学の卒業生を実績として採っておかないと、次年度以降の採用計画で広く優秀な人材が集まらなくなり、人事部として責任を問われることになる。だから、採る」

とした上で、日本の有名企業約2000社にとっての採用審査対象は、この12大学と「G(学習院)MARCH」「関関同立」を加えた22大学まで。「よほどウリがなければ、エントリーシートの段階で早々に『お祈り』する」と指摘している。

   ただ、純丘氏の主張は「有名企業に入るために22大学に行っておけ」ということではなく、

「このろくでもない社会の本音、欺瞞、狡猾さを学び、その泥沼の中で生き抜いていくメンタルな強靱さを身につけることの方が先決じゃないのか。そして、そのメンタルな強靱ささえあれば、べつに有名企業の就職にこだわることもないんじゃないのか」

という、就活で苦しむ若者たちへのエールのようだ。(MM)

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