計測・制御機器メーカー大手の横河電機は、石油や天然ガスのプラント向け制御機器事業の見直しに伴い募集した600人の希望退職に、社員と期間社員をあわせて1105人が応募したと2015年3月9日、発表した。連結社員数の6%弱、国内社員数の約13%にあたるとしている。3月31日付で退職する。
対象となったのは、本体と子会社の「横河ソリューションサービス」と「横河マニュファクチャリング」の30歳以上59歳以下の正社員と、60歳以上64歳以下のシニア社員。特別一時金を支給し、再就職も支援する。
退職者の内訳は、正社員が985人、定年退職後に再雇用した60~64歳の期間社員が120人。希望退職の実施に伴う特別損失約160億円を、2015年3月期連結決算に計上する。