「運転へた」な金髪美女が突然ドリフト!? 鼻の下伸ばしていた男性はその時・・・

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   アメリカの自動車メーカー「フォード」が、あらためて「走り」や「スピード」の楽しさを消費者に実感してもらおうと、5人の独身男性にドッキリ企画を仕掛け、その模様を動画で公開した。

   まずフォードは、彼らを一人ずつ別々にカフェに呼び出した。いずれのケースでも、そこに現れるのは「金髪の美女」。この時点では、だれもが「ラッキー」、そう思ったに違いない。あとで冷や汗をかくとも知らず・・・。動画は、5人の男性それぞれの映像を編集して、「カフェの場面」などステップごとに同時進行風にまとめている。

「このクルマがどれぐらいやれるか、おれが見せてやるよ」

ド、ドリフト・・・??!!
ド、ドリフト・・・??!!

   カフェでちょっとした談笑のあと、美女が男性を誘う。「外にクルマを止めているの。もし良かったら乗らない?」。

   断る理由もなく、いずれの男性も言われるがままに店の外へ。そこに止まっていたのは、フォードの真っ赤なスポーツカー。この時点では、まだ誰も疑っていないようだ。「This car is awesome!(いいクルマだね!)」などテンション高めだ。

   先にネタばらしをしておくと、この金髪の美女、実はプロの「スタントドライバー」なのだ。つまり、エクストリームな運転はお手のものなわけで・・・。しかし、まだ美女の芝居は続く。

   「マニュアル車の運転の仕方がほんとよく分からなくて・・・」。すると、男性たちは「代わりに運転しようか?」「このクルマがどれぐらいやれるか、おれが見せてやるよ」と、自慢気に助け舟を出そうとする。

   少しは運転に慣れてきた(という設定な)のか、また談笑を始める。しかし、男性たちの週末の過ごし方などの話はどこか自慢っぽくてつまらない。中には、「I'm a Ninja.(おれは忍者なんだよ)」と妙な冗談で、車内の空気をおかしくする者も。

実はスタントドライバー

   いよいよデートが退屈になってきたところで、美女(スタントドライバー)が仕掛ける。道を方向転換するためと言って、大きな駐車場に入る。そして、大きなエンジン音を響かせながら、無人の中を一気に加速!

   さっきまでロクに運転もできなかったはずの女性が、ドリフトをかます。美女は、激しい運転を続けながら、「女性にはどんなことを求めるの?」と世間話を続けようとする。男性たちは「自分と同じぐらいパーティーに行くのが好きな子がいいかな。ハハ・・・」などと、まだかっこつけようとするが、顔は完全に引き攣っている。めまいをもよおす様子の男性も。

   「実は私、スタントドライバーなの」とネタばらしすると、いずれの男性も安堵の表情に。しかし、ついさっきまでかっこつけてただけに、面目丸つぶれである。あんまり自分をよく見せようとしてはいけない・・・。

   この動画は、フォードがバレンタインデーにあわせて制作したもの。2015年2月上旬の公開からおよそ1週間の段階で、早くも約240万回再生されていた。(岡徳之

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