「半年たったら、ブックオフで買うか・・・」
一方、「ピケティの話で盛り上がる意識高い職場???」と、ビジネスパーソンたちの「ピケティブーム」を、揶揄するかのようなつぶやきもある。「職場のひとが、ピケティの例の本をやたら勧めてくるのだけれど、5000円出すなら今はマッサージ行きたい」という人もいた。
『21世紀の資本』は、税込5940円と、決して安くない。「自分には手が届かないし、内容も難しそう」と、ブームを冷めた目で見ているビジネスパーソンも、少なくないのかもしれない。
「ビッグウェーブに乗るつもりなら、読んだほうがいいのかもしれないピケティ本、あと半年もすればブックオフにたくさん並びそうな気がするので、その時まで待つか・・・」という人もいた。読みこなしてウンチクを語り、職場で一目置かれるか、それとも、ブームを静観するか。過熱する「ピケティブーム」を前に、態度を決めかねている人も、結構いるのかもしれない。(KH)